コストコの蒸しパンの解凍方法!簡単ふっくら美味しさそのまま

パン

コストコで大人気の木村屋総本店の蒸しパン。
冷凍した後、解凍すると味や食感が変わってしまうのではと心配になるかもしれません。

以前、パンやバンズを解凍したことがありますがが、蒸しパンを冷凍・解凍したことがないので
ちょっと調べてみたところ、蒸しパンの冷凍や解凍には全く問題ないことが判明!

問題ないどころか、蒸しパンの風味を保つには冷凍保存が一番という事が分かりました。
ただし、冷凍・解凍の際にはいくつか注意点があります。
今回は、コストコの蒸しパンが固くないようにするための正しい冷凍保存・解凍方法をご紹介します。

コストコの蒸しパンの正しい冷凍保存方法

(1)小分けにする
おいしさを保つためには、できるだけ早く0℃以下にすることが最も重要です。
大きな蒸しパンは一人分ずつに切り分け、複数ある場合は小分けにする。
大きくカットする場合は、形を小さくして「薄く」することで、素早く0℃以下にし、水分の蒸発を防ぐことができます。

(2)ラップでしっかり包む。
しっかり包むのは、水分の蒸発を防ぐためです。
水分の蒸発を防ぐため、蒸しパンは空気が入らないようにラップでしっかり包みます。

あまり小さく切ってしまうと、カバーしきれない部分ができてしまうので、ケチらずに大きめのラップを使うようにしましょう。
また、あまりきつく包むとつぶれてしまうので、注意してください。

(3) ジップロックに入れる。
ジップロックは、食品が空気に触れても乾燥しないように、気密性を強化するために使用します。
フリーザーバッグにも種類がありますが、ジップロックが厚みがあって丈夫です。
ダブルジップの袋を選ぶと、さらに密閉性が高まります。

(4)すぐに冷凍保存する。
新鮮なうちに冷凍すれば、風味も長持ちします。
蒸しパンを美味しく冷凍保存するコツは、水分をなるべく保つという事が大事になってきます。

コストコの蒸しパンおすすめの解凍方法4選

冷凍した蒸しパンの賞味期限は、2週間から長くても1ヶ月くらいは保存可能です。
1ヵ月後、パンは腐らないかもしれませんが、冷凍焼けで味は確実に落ちています。
冷凍した日をメモして、1ヶ月以内に食べきるようにするのがおすすめです。

おすすめ解凍①:自然解凍

冷凍蒸しパンには、技術もコツも道具もいらない自然解凍がおすすめです
 
室温で2〜3時間放置する
自然解凍と同じように低温でゆっくり解凍することで
蒸しパンの色や味、食感の変化を最小限に抑えることができるのです。

自然解凍する時のポイント
①蒸しパンをラップで覆い、室温で2~3時間放置する。
②蒸しパンの中心部が柔らかくなったらOK
③半解凍の状態でも美味しいです。

温め直さなくてもおいしいので、お弁当やおやつ、外出先での食事に最適です。
他のおかずの匂いがお弁当に移るのが気になる場合は、アルミホイルに包んでおくとよいでしょう。

移動中に崩れるのが心配な場合は、タッパーに入れておくとよいでしょう。
半冷凍でも美味しく召し上がれます。

ただし、冷凍前に殺菌していない場合(暖かい場所に長時間置いたり、調理後数日経過したもの)は、解凍前に加熱する必要があります。
長時間暖かい場所に保管されていた場合や、調理後数日経過した食品は、必ず食べる前に加熱するようにして下さい。

おすすめ解凍②:電子レンジで解凍

お急ぎの場合は、電子レンジでの解凍も可能です。
ただし、電子レンジは「温め」に設定してください。

一度にたくさん加熱すると加熱ムラができるので、1枚ずつ(小さいものは3枚まで)加熱することが大切です。
食べる直前に解凍しないと、すぐに硬くなってしまうので、ご注意ください。

電子レンジで解凍するポイント
①冷凍庫から取り出して、ラップを外す。
②冷凍した蒸しパンを湿らせたキッチンペーパーで包む。
③耐熱皿に並べ、ラップで蓋をする。
④600Wで20秒加熱する(500Wでは約30秒)。

濡らしたキッチンペーパーで蒸しパンを包む必要はありませんが、蒸しパンが「硬くてパサパサ」になりやすいので加熱時間に注意してください。
100円ショップなどで購入できる電子レンジ用の蒸し容器を使うと、蒸してもすぐに「硬くてパサパサ」にならないので便利です。
電子レンジで解凍した蒸しパンは、冷めるとどうしても硬くなってしまうので、解凍後はすぐに食べるようにしましょう!

おすすめ解凍③:蒸し直して解凍

蒸しパンをしっとり、ふんわり、焼きたてに仕上げたいなら、手間はかかっても蒸し器で温め直した方がいいです。
冷凍した蒸しパンは、3〜5分蒸し直すと、再び焼きたてのパンのようなふんわりとした食感になります。

蒸し直して解凍するポイント(蒸しパンをフライパンで蒸す場合)
①冷凍庫から取り出し、ラップをはずす。
②フライパンに1cmの水を入れる(26cmのフライパンで300㏄程度)
③フライパンに蒸し皿やトレイを置き、火にかける。
④沸騰したら、鍋の上に蒸し板を置き、蓋をする。
⑤中火で3〜5分蒸し焼きにする。

ステンレスの蒸し板がない場合は、鍋やフライパンに板を敷いて蒸し器を作ってもよいでしょう。
ただし、100 ℃以上の温度に対応した調理器具(セラミック、ガラス、耐熱プラスチック)を使用してください。

おすすめ解凍④:炊飯器で解凍

保温したご飯の上に10〜30置いて解凍するだけで、できたてのふわふわの蒸しパンが食べられます。

保温中の炊飯器の温度は約60〜75度がおすすめです。
また、お米が乾燥しないように「湿度」を保つように設計されており、解凍するにはうってつけです。

蒸しパンの甘い香りがご飯に移るのが気になる場合は、アルミホイルで包むと、香りが移るのを防げます。
その理由は、アルミホイルが「気密性が高い」からです。
実は、みじん切りにした玉ねぎやニンニクをラップで包んだ後、アルミホイルで包むと、臭いが抜けず、味も落ちないのだそうです。

また、炊飯器に蒸し器ボウルと水を入れ、炊飯器のスイッチを入れると、蒸し器として使用することができます。

解凍後の再凍結はしないでください

解凍して食べなかった蒸しパンは、再び冷凍庫に入れないでください。
これは、蒸しパンだけでなく、他の食品にも言えることです。
再凍結すると、不活性な菌が増殖しやすくなりますのでやめましょう!

コストコの蒸しパンの解凍方法まとめ

蒸しパンには「保存方法」が表示されていて、高温多湿を避け、常温で保存してくださいと記載されています。

冷凍後に解凍しても、常温よりもおいしい風味が保たれ、日持ちもしますので
購入後すぐに食べる予定がない分は、冷凍保存しておいた方が無難かもしれません。

冷凍・解凍時には蒸しパンが乾燥しないように「水分蒸発」に注意しましょう。
ここで紹介した内容を参考に、これからもコストコの蒸しパンを楽しんでいただければと思います。